角煮ラーメン @ 熊本ラーメン桃太郎 (長野県青木村)
あぁ、、私は重大な事を 2つ忘れておりましたよ…。
まず1つは、私がラーメンのニンニクが苦手という事。
もう1つは、熊本ラーメンがニンニクが効きまくってる事。
そんな訳で、食べ終わってからの数時間を耐え忍ぶ私。
口~食道~胃袋にわたる 一連の消化器官の内壁を、
ニンニクに侵食されている気分ですよ。あぁ、キモい…。
今週末の一杯は 小県郡青木村にあるラーメン屋さん、
『熊本ラーメン 桃太郎』さんデス。既に ご存知で!?
県内多くのラーメンブログで紹介されてるお店なので、
それなりに有名なのかも知れないけど、私は初来店ッ!
ホントはね、もっと早く食べてるハズだったんですよ。。
もぉ~一年以上前の事かな?一度、行ってるんです。
でも ピンポイントな『臨時休業』にやられ、逆ギレし、
それ以来行っていないのでした。。 Σ(-_-+)ピキッ
でも、最近 某Aさんのブログに載ってるのを見て以来、
情熱が再燃し始めた私。これは行っておかねばッ!
そんな訳で、久々に青木村に向かったんですけど、
相変わらず遠いなぁ~。距離は変わんないけど…。
アクセスの悪さと 道路の夕方渋滞の相乗効果で、
もぉ~片道1時間半くらいかかってやんの。 遠ッ!
すっかり日も短くなった この季節、寒いじゃないか。
到着する頃には、辺りは真っ暗だよ。街頭も少なッ!
そんな田舎のラーメン屋さんは、
とっても田舎のラーメン屋さんデシタ…。
何だ、ココは…。昭和か?戦後か?Alwaysか?
三丁目かッ!?って、そももそ町じゃねぇ~し。。
ハッキリ言ってボロッちい…、もといレトロな風合い。
ズバリ言っちゃえば小汚い…、もとい趣がある。
ぶっちゃけ誰も誘えない…、もといマニア好みな。
と、まぁ… そうゆう事デス。。
入った直後に、ちょっぴり後悔の念に襲われたのは、
言うまでも無い…。以前、この手の店に懲りてるし…。
『まな板の鯉』と覚悟を決めて、『角煮ラーメン』を注文!
私の記憶が確かならば、確かココの名物だったような…。
寡黙そうな店のおやっさんは、静かに返事をすると
黙々とラーメンを作っておりますよ。渋い職人の様相ッ!
軽く肌寒い店内は、薄汚れたコンクリートむき出しの壁。
フォーク全盛期に買ったと思われるギターがあったり、
にじみ出る昭和感…。おやっさん、フォークソンガー!?
店内にテレビなど置いてなく、あるのはラジオです。
むしろ、壊れかけのレディオ。しかも、AMッ!?渋い…。
ラジオでは、『海外に行って食べるようになった物は?』
という、如何にもAMチックな企画をオンエアー中でした。
これが妙~に、聞き入っちゃったりして…。
ようやく出てきた『角煮ラーメン』は意外とボリューミー!
何か見た目は武骨だけど、とってもね 迫力がある感じ。
角煮、どーん!キャベツ、どーん!ネギ、どーん!
『どうだッ!』 みたい雰囲気を、見た目で ビビビッ!
まずは スープを…と、いけない。。具材が多過ぎるョ。
じゃあ~ってな事で、角煮からガブリと行って見たけど、
お~ッ、美味い。見た目とは裏腹に、柔らかくて美味い。
とっても豚肉喰ってるッ!って感じが、ワイルドテイスト。
それにしても、角煮のゼリー状の部分って何なのかね?
コラーゲン?脂身?どっちなんだろうね?
どちらかによって、全然印象が変わってくるんだけど…。
キャベツの乗ったラーメンって、あまり食べないけど、
意外と豚骨と合っちゃって、イイ感じなんだよねぇ~。
シャキシャキの食感がたまらんデス♪ 食感フェチ♪
そして、珍しいのが 『芽株コンブ』 が入ってる事だよ。
正直、見た目悪いんだけど…。それに、合う合わない
ってのも特に感じなくて、あぁ~ 芽株だ…程度にしか。。
って言うか、なかなか麺に辿り着けないじゃないか…。
何とかキャベツの底から、大量の麺の発掘に成功ッ!
『九州のラーメン = 極細麺』 ってイメージだったけど、
麺を見て、ちょっと驚きデシタ。イメージより太めだよ。
まぁ、確かに細麺になるんだろうけど、中細麺と表現。
しなやかにストレートで、コシのある麺で御座いますな。
それを一気にズルズル~っと。。むはッ、ニンニク~。
不意打ちデス。。ボクシングで、肘を使われた感じ…。
何を~ッ、スープではニンニク感じなかったのにぃ~。
奴はドンブリの底、麺の輩とタッグを組みやがって、
私が油断する隙を狙っていたようですよ。。姑息な…。
でもね、ドンブリ内の渾然一体感が私を麻痺させる。
もぉ~パンチドランカーのように、むさぼっている私。。
するとどうでしょう、昭和臭い店内も すげ~イイ感じに
思えてきちゃうのが不思議デス。あぁ、三丁目の夕日。
この雰囲気あっての、このラーメンなのかなって…。
それにね、肌寒かったハズなのに、気付けば汗だく。。
あれ?ニンニクって、発汗作用とかあるんだっけか?
もぉ~どこの石ちゃんだよ!ってぐらい汗掻きまくり。
熊本ラーメン、まいうーッ!元祖、デブ家、in青木村♪
ニンニク入りラーメンって、食べてる時はイイんだよ。
食べてる時“だけ”は。。その後が非常に苦しいの…。
あ”~ッ、気持ちわり~。。食道がニンニクってるよぉ~。
そんな訳で、ニンニクに強い人だけ行って下さい。。
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コメント
はじめまして。ニンニクは抜いていただけますので、次回があれば是非一言を。
リンクしていただいていること、かなり前から存じておったのですが、こちらからもリンクさせていただきますね。
投稿: nel | 2007年11月12日 (月) 01時15分
>nelさん
どうも初めまして。
ニンニク抜き可能とは知りませんでした。
また行く機会があれば、試してみますッ!
食べ歩き当初から参考にさせて頂いてます。
相互リンク、有難う御座いますッ!
はい、歯に衣着せてません。。(笑)
投稿: daiji | 2007年11月12日 (月) 07時28分
お久しぶりです、
相変わらず読んでいて、楽しいです。
桃太郎さん、昭和か?戦後か?Alwaysか?
三丁目かッ!?って、そうそうピッタリ!!
店主もきっとそんな人かも?
地のままで商売をされていて、超人気店なんですから
凄いですね。
投稿: 麺’s Table亀屋 | 2007年11月13日 (火) 01時59分
>麺’s Table亀屋さん
ご無沙汰しております。
相変わらず好き勝手書いておりますが、
楽しんで頂ければ幸いであります。
店長さんは お客に驕らず媚びず、
実直な職人の姿でしたッ!
投稿: daiji | 2007年11月13日 (火) 07時40分
私もカラダがニンニクを受け付けてくれないのです。
生おろしは即死します。最近は、たまり漬け系のニンニクが多少、大丈夫になりましたが…
投稿: こや。 | 2007年11月16日 (金) 02時51分
>こや。さん
よく分かりますッ!
ニンニク生おろしが置いてありましたが、
そんな恐ろしい物は使えませんでした。。
って言うか、火の通ってないニンニクは、
どうしても食べる事ができない私です。
ニンニクとらっきょが好きな人の気持ちが
全く理解できない私です。
投稿: daiji | 2007年11月16日 (金) 07時15分